原作ファンからの批判が相次いだ、本当に酷いドラマでした。
そのドラマが始まるちょっと前から、講談社の雑誌「イブニング」で連載中だった、「おせん」が休載になり、どうして休載になったかわからないまま、約半年後の今月末に、
ようやく連載が再開されることになりました。
最終回前後編があった、「鰹節編」です。
ファンはもしや、もう連載されないのか!?と危ぶんでいた分、喜びも一塩だったんですが、プレジデントFamilyの11/18号に、原作者のきく正太さんのコラムが載ってました。
前半部分は、息子さんと娘さんの話が載ってましたが、その後に、今回の休載の理由が書かれてました。
以下、その件についての所だけ載せます。
『漫画家にとって、作品は我が子そのもの。半年前、その子が漫画とは違う世界に嫁に行くことになりました。
詳しくはいえないのですが、幸せになれるものと思っていたら、それが実は身売りだった、というようなことが起こりました。
あわてて取り戻そうとしたものの、世間の壁は厚く、守ってやれませんでした。
そのショックから、漫画が描けなくなりました。
人間不信に陥り、やけになりかけた時期もあります。
そんな私を救ってくれたのがかみさんです。交渉事が得意でない私に代わって、矢面にたってくれました。
高校生の頃からのつきあいですが、「うちのかみさん、こんなに強かったかな」というぐらい、
厳しい場面でも断固として主張してくれました。
それでも結局、私たちの訴えは届きませんでした。
何もかも嫌になり、「もう漫画やめようかな」ともらしたら、
かみさんは、「辛い思いしてまでやらなくてもいいよ。田舎で静かに暮らそうか」と言ってくれたのです。
それで吹っ切れた気がします。
「私には大切な家族がいる。それだけでいいじゃないか」
そう思えたら、再びペンが握れるようになっていました。』 (プレジデントFamily11/18号、かみさんは強かったより)
読んでいて、涙が出そうになりました。
復活されて何よりです。
おせん(其之15)
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